長崎のひな祭りに欠かせない桃かすてらとは
中国で古くから桃は“長寿の実、厄除けの実”といわれたことから、長崎のひな祭りには欠かせない縁起物となっています。ご自宅でのお祝いの席にはもちろん、初節句のお返しに「内祝い」として使われたり、離れて暮らすお孫さんへお祝いに贈られる方もいらっしゃいます。
梶山製菓舗の桃カステラは、桃の形のカステラに、真っ白の自家製すり蜜をのせた、長崎銘菓です。
ひな祭りには欠かせない、お祝いのお菓子です。
桃かすてらの季節を待っているファンが多数
昭和14年の創業から“まちの和菓子屋さん”として親しまれ、市内に多くのファンをもつ「和菓子舗 梶山」。昔ながらの手づくりにこだわる長崎かすてらはお店の人気商品ですが、期間限定の「桃かすてら」も毎年店頭で大好評です。梶山のかすてらは、てんさい糖由来の自然な甘さが特徴。生地の上にかける甘いすり蜜(フォンダン)と食べると、口どけよく絶妙な甘さになります。また、他店にはない、お雛様の着物を思わせる和紙製の型も魅力のひとつ。節句のお祝いを華やかに彩ります。
世代を超えて愛されているお菓子です
桃カステラを食べると、遠い昔の自分の子供のころ、母や家族みんなでお祝いした節句のこと、さらに娘や孫の節句のころを思い出す、ほんわりと幸せな気持ちにさせる、魔法のようなお菓子です。
毎年、地方発送、贈り物に大人気です。