肉質の良さで日本一に輝いた長崎和牛とは?
九州の西端にあり、離島や複雑な海岸線をもつ長崎県。その豊かな自然の中で育まれる「長崎和牛」は、肉本来の旨味をもつ赤身と脂身のバランスのよさが特徴です。繊細で見事なサシは、軽く炙るだけでも肉汁があふれるほど。ふくよかな甘味の口溶けは、有名ブランド牛にも引けを取りません。2012年に開催された全国和牛能力共進会では、肉牛部門のトップにあたる内閣総理大臣賞を受賞し、その評価が確実に高まってきているブランド牛です。
上手に解凍しておいしく調理しましょう
冷凍で届いたお肉は、お召し上がりいただく一日前に、冷凍庫から冷蔵庫へ移動させ、低温で時間をかけて解凍してください。そうすることで、ドリップ(旨味成分の流出)を最小限に抑えることができますよ。
お肉はご家庭用のフライパンやホットプレートで焼いておいしく召し上がれます。シンプルに塩こしょうやわさびでいただくと、長崎和牛本来の旨みが味わえます。その際は両面を短時間でサッとあぶる程度に。せっかくのおいしいお肉も、焼きすぎると旨みが逃げてしまいますのでご注意ください。
昭和24年創業、地元で愛され続ける精肉店
長崎和牛指定店「田中精肉店」は、佐世保で60有余年愛されてきたお肉屋さん。昔ながらの小売店が並ぶ商店街で、創業当時から変わらない量り売りの対面販売を続けています。先代から受け継いだ“お客さまのニーズに応える”を信条に、地元ブランドを中心とした質のいい肉を揃えています。また、肉の状態はこまめにチェックし、温度や熟成具合を徹底管理。その目利きと品質の高さから、市内飲食店からの需要も多い名店です。