商品について
陶印は、落款印として趣味で作られることが多く、一般的な会社印や個人印に陶磁印が使われるということはあまりないのが現状です。見た目に美しく、他の印材と比べても遜色がありません。堅牢な磁器で出来ており、通常の使用範囲で使っている限り、印面が摩耗することは殆んどありません。印影は、通常利用の15mm丸で、銀行印・認印・その他さまざまな印鑑としてご使用いただいております。井手印章堂の三川内焼「させぼ陶印山水柄八角型」は、三川内焼伝統の山水が描かれた八角型陶印。佐世保のお土産として、また節目のお祝いの記念品として最適です。特に山水柄は、還暦のお祝いにぴったりの一品です。字体は、お客様のご希望に添います。
ご使用に関しては、強い衝撃を与えることはお避けください。破損の原因となります。
商品製作に1ヶ月かかります。
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山水柄の魅力
山水画は、渓谷・山・川といった自然の風景を淡い水墨で描いたもので、中国が起源の画風のひとつです。幽玄な雰囲気の山水画は、日本では伝統工芸品の意匠として好まれて使われています。白と黒の濃淡のみで表される風景は、日本人の叙情によくあい、昔から親しまれています。井手印章堂では、佐世保市三川内で生産される三川内焼に山水画を描いた陶印を、お薦めしています。いろいろなお祝いの贈り物として、特に還暦のお祝いに喜ばれる一品です。
印鑑の字体について
印鑑の字体には主な物に、篆書体・古印体・隷書体・楷書体・行書体・印相体などがあります。篆書体・印相体は、偽造しにくい字体ですので、実印に特に向いた書体です。古印体は、雅な味わいのある墨溜りや欠け途切れが特徴的な字体です。馴染み深い書体なので、認め印によく用いられる字体です。隷書体は、横長の端正なバランスが特徴的な書体です。古印体同様身近な書体なので、認め印に多く利用されています。その他にもいろいろな種類の書体があります。お好みの書体であなただけの印鑑をおつくりします。
三川内焼陶印の魅力
三川内焼は、十六世紀末当時の平戸藩主が朝鮮の役の時、平戸に連れ帰った陶工達に焼き物を作らせたのが始まりとされています。そのため、三川内焼は別名平戸焼とも言われています。その後、良質の陶土を求めて陶工達がたどり着いたのが三川内焼です。青一色で人間の表情や草木の瑞々しさを表現しなければならず、細やかで熟練した描写技術が必要とされます。そんな佐世保の伝統工芸で創られた陶印は佐世保のお土産として、また、あらゆるお祝い事に最適な一品となっております。
井手印章堂
有限会社井手印章堂は、昭和13年創業。佐世保市役所横に店舗を構える町の印鑑屋として、陶器の印鑑・ゴム印・名刺類の印刷・表札プレート・浸透印・その他印鑑用品などを取り扱っています。特に三川内焼の陶印は、井手印章堂一押し商品です。成人式・出産祝・就職祝・結婚祝・退職祝、その他あらゆるシーンのお祝い事に、心に残る贈り物として大変喜ばれている商品を多数取り扱っています。
御注文の後、生産者より印鑑の詳細を確認させていただきます。ご連絡可能な電話番号、メールアドレスを入力いただきますよう、お願いします。又、備考(メッセージ)欄に(実印、銀行印、認印)(印鑑に入れる名前)(縦書き・横書き)、御希望の受取日などを御記入ください。