皮はぎ製法のあんと石臼挽き上抹茶
手作りもなか平安の翔抹茶あんの餡は、北海道産大手亡豆を使用しています。平安の翔の餡は、4種類。そのなかで抹茶あんの餡は「皮はぎ製法」で作られています。皮はぎ製法とは、大手亡豆を煮てあくをぬく時、釜から豆を一旦取り出し大手亡豆の皮を剥ぎ、再び釜に戻して炊きあげ製餡する方法です。手間はかかりますが、出来上がりの餡の美味しさは格別のものとなります。あんに国内産石臼挽き上抹茶を練り込み、製餡。ほのかに香る抹茶の香りとあっさりとした餡の美味しさをお楽しみください。
社長が惚れ込んだもなかの「種」屋
最中の皮のことを「種」といいます。「手作りもなか平安の翔」を作るにあたり、社長自ら全国の種屋さんを巡り「日本一の種屋さん」、と惚れ込んだ石川県の「加賀種」さん。北陸の新大正もちという品種のもち米で、石臼を使い、杵で突きあげ、かたに入れて焼き上げます。その種に負けない「餡」を作るために、10年かけ「手作りもなか平安の翔」は生まれました。「真崎屋製餡所」の最高の「餡」を包み込んでくれる「種」。平安の翔のおいしさの秘密です。
香ばしさを封じ込める最強の袋
最中の皮の焼きたてそのままの香ばしさをご賞味いただくために、袋にもこだわりました。なんの変哲もない袋に見えますが、繊細で壊れやすい皮を優しく包み込み、開封した瞬間にふわりと香る皮本来の焼きたての状態を極限まで保つ、最強の袋です。ぎざぎざ部分から簡単に割くことができ、開けた瞬間に鼻孔をくすぐる皮の香ばしさは、この手作り最中の命とも言えるものです。
和菓子の継承と発展のための精進・努力
真崎屋製餡所は、昭和28年創業の老舗です。創業者の想いと意思を受け継ぎ、日本の歴史と伝統の食文化である和菓子の継承と発展のため、お客様に喜んでいただける“おいしい本物のあん造り”に2代目として社員一丸となって精進・努力しています。「餡」は和菓子の命と言われ、また和菓子屋さんやパン屋さんを支える縁の下の力持ち的存在です。昔から酒と共に餅・饅頭は日本人のパワーの源の一つでもあります。ご家族団らんのひと時を、おいしくてヘルシーな和菓子と共にお過ごしください。