ないと物足りない和食の名脇役、こんにゃく
和食の定番、煮もの。野菜たっぷりの煮ものの中にこんにゃくの食感はなくてはならない存在です。上質の特等粉だけで作られるこんにゃくは、味がしみ込みやすく、なめらかでぷりぷりと弾力ある食感が最大の魅力。定番中の定番、板こんにゃくは、お料理に合わせて幅広くご活用いただけます。
食感を大切に、つきこんは手で突いています
そのものに味のない蒟蒻は、食感が最大の魅力。原料や水の配分、水温や練り加減など、行程ごと商品ごとにさまざまな工夫が必要な奥の深い食材です。そして「切る」という作業もまた食感に影響を与える大切な仕上げの工程。きんぴらやすき焼きなどに欠かせない「つきこん」も、こちらでは昔ながらの方法で手作業で突いています。また、白と黒の2色を混ぜ合わせた「マーブルつきこん」としてパックしてあるので、お料理の彩りも楽しいひと品です。
おかずに、おつまみに!こんにゃくの唐揚げ
板こんにゃくを水洗いして冷凍庫で一度凍らせ、解凍してちぎり水気を絞ります。あとは鶏の唐揚げと同じ要領で味付けをして油の中へ。カラリと揚がった変わり種レシピ「凍りこんにゃくの唐揚げ」は、食感が普通のこんにゃくと全く違い、歯ごたえがあるジューシーな仕上がり!お父さんのお酒のおともに、子どもたちのお弁当のおかずにと大活躍のひと品となります。
こんにゃくという食材を未来へつなぐために
佐世保朝市近く、この地で90年以上の歴史を刻む井手蒟蒻店。現在は4代目夫婦が中心となり、3代目夫婦とともに、早朝から夕方まで家族力を合わせて営業しています。昭和の雰囲気を残した路地沿いのアットホームな蒟蒻店は、まだ30代の4代目夫婦の努力もあり、若い世代もこんにゃく目当てに足を運ぶ人気店となりました。最近はおしゃれなマルシェイベントに出店する姿や、近場の販売店まで自転車+リヤカーで配達する姿も話題を呼んでいます。「こんにゃく」という和の食材を、これから先の未来へとつなげていくため、作り方にも売り方にも試行錯誤と挑戦を続ける井手蒟蒻店自慢のラインナップ、ぜひご賞味ください。