風味の調和のとれた味わい深いお茶
ほのかな甘味のある「遠見の彩」は、棚式の火入れ乾燥機にてじっくりと仕上げています。かぶせ茶のもつ優しい味わいと、太陽の光を浴びていきいきと育った露地ものの茶葉の香りで、調和のとれた味わいとなっています。「遠見」シリーズのお茶は、特に風味の調和を重視して作られています。風味は、製造行程の中で火入れの仕方で変わってきます。こだわりの製法「遠見の彩」をご家庭用からご贈答用まで幅広くお役立ていただき、ご愛飲ください。
仕立ては変われども、製法は変わらず
小林製茶では、創業当時から自社の茶園にて丁寧に育てられた茶葉を採り、皆様のもとへお届けしています。茶園の仕立ては、茶摘みの機械によって、昔と今では様相が変化しています。昔は「かまぼこ型」という仕立てをしていましたが、乗用型摘採機を導入した為、今は「水平型」の仕立てとなっています。また「かぶせ茶」を栽培する為、シートで日光を遮って栽培している箇所もあります。仕立ては変われど、製法は変わらず。手間ひまかけ、どのお茶も最高の製法によっていつでも美味しいお茶を皆様にお届けしています。
淹れ方にこだわり、お茶を愉しむ
「遠見の彩」は、旨味と渋味をバランスよく引き出すため、ややぬるめのお湯で渋味を抑えます。
(1)お湯を少し冷ますため人数分のお湯を湯呑に注ぎます。(80度位)
(2)茶葉を6~8g(ティースプーン3杯)ほど急須に入れます。
(3)湯のみのお湯を急須に注ぎ、フタをします。
(4)1分間待ち、湯のみに数回に分けて少しずつお茶を注ぎ、最後の一滴までお茶を注ぎ切ります。
茶葉の量・湯温・湯量・時間はお好みにより調整し、美味しいお茶をお愉しみください。
蒸し製世知原茶元祖、小林製茶
小林製茶は、昭和3年に創業。当初は、茶園で摘み取って製茶した製品を問屋さんに卸して販売。昭和56年から自社にて本格的に製造・販売するようになりました。現在4代目を中心に長崎県佐世保市の奥山・世知原町から全国の皆様へお茶をお届けしています。世知原町は、山間部特有の香りと活々とした新芽を育むお茶の栽培に適した土地です。この土地で採れたお茶は全国的にも珍しい玉緑茶。玉緑茶とは茶葉が勾玉状になるように仕上げた緑茶のことで、グリ茶とも呼ばれます。旨味と渋味のバランスがとれ、水色は鮮緑色でほのかに甘さを感じるお茶です。